2007年 8月 5日
ヘラクレスヘラクレス飼育記（グアドループ編）にて羽化した太角♂１３８mmを二万円という強気な値段で出品していたが
案の定、だ〜れも購入してくれなかったのでDynaさんよりWF1の♀を入手して継続して累代飼育することにした。
…画像を見ても分かるとおり、蛹の状態で頂いた。蛹化後２〜３週間経過している状態で全長７８mm重さ４６gだった。
ＳＰ二人で慎重に我が家までご案内したので（笑）、輸送後も特に問題なく、無事に羽化してくれそうだ。
羽化ズレは♂が６月１８日羽化なので二ヶ月ほどになりそうだが、なんとかブリードはできるだろう。


2007年 9月19日
前回の♀蛹は8月28日に無事に羽化してくれた。
羽化から３週間以上経過し、羽も色づいてきたので本日撮影をした。
上翅も青みがかった綺麗な色で、ド完品と今期ブリード用として申し分なし。
既に羽化後３ヶ月経過している♂は♀の成熟までコバシャ大でVIP待機中。
貴重なWILD♀からのWF1なので慎重にブリードしていきたい。


2007年 10月30日
♂羽化後4ヶ月半、♀が2ヶ月経過し両個体とも暴れているのでペアリングしてみることに。
５５分間で無事に終了し、交尾後は一時同居飼育することにした。


2007年 11月 4日
♀をコバエシャッター大に黒王で単独産卵セットした。
今回のケースは産卵セットにはかなり小さいが以下の理由よりコバエシャッター大を使用した。
・単独セットで♀のサイズも小さめなこと。
・コバエの発生防止。
・マット容量を抑え黒王の再発酵の可能性を下げること。
飼育分さえ産んでくれれば満足なのでこのようなセットをしてみた。次回の採卵に期待。

2007年 11月 10日
再発酵でWF１♀が★に…orz
WM♀の成熟を待ってそちらと掛けようと思うが
S血統♂はコバシャ大に産卵木２本で管理しているにも関わらず既に両前足符節欠損状態。

2007年 12月17日
S血統♂、１２月中旬に入り、両前足に続いて右後ろ足符節欠損、左中足符節完全麻痺という状態になってしまい、
ここ一週間程毎日のようにペアリングを試みたものの成功せず。（マジで累計１５時間位奮闘してました。。）
２時間に２〜３度交尾器をチョロっと出すものの、なかなか完全に出さない上に踏ん張る力がないせいか挿入できず。
挿入せずとも前戯の段階で体力をかなり消耗するようで日増しに弱っていく♂。

本日は諦めたのか？？SINの介入が入ると嫌がっていた♂もシンクロ率MAX♪
意外だったのが、交尾器に触ると嫌がって引っ込めちゃうと思っていたのだが、
（しかもなかなか交尾器をだしてくれないのでチョロっと出たのが無駄になると思うとなかなか決断できず。。）
つまむのでは無く、なでる様な感じで外側に出してやると完全にエレクトしてくれます。（何書いてんだろ、自分。。）
こじ開ける力が無いので先っちょがやっと届いた段階でゲニの関節部分を押してやると無事に入ってくれました♪
一旦入ってしまえば大人しくなるようで無事に６７分結合。

そんなわけで待望のS血統♂とWM血統♀のペアリング成功＾＾
♀は一週間程寝かしてから産卵セットに投入予定。



2007年 12月 24日
交尾後一週間経ったので、コバエシャッター大にてセットした。
既に♂はかなり元気がなくなってきていたので♂も入れて同居させてあげることに。 （数日後★に）
マットはフォーテックのカブト一番でガス抜き後にケースにセットして更に５日間寝かせたものを使用した。

2007年 12月30日
マット表面に卵が見えていたので割り出しをした。
結果は２１卵と潰れた２卵でケースが狭いせいか卵室が壊れて変色しているものもいくつかあったが、
６日間で２３個というペースと、有精卵と思われる卵も発見できたので出だしは順調♪ 　
♀は暴れることなく餌を食べるか潜るかの行動パターンで完璧に産卵モードになってくれた様子。
最初の採卵が成功してくれれば後は大抵順調にいくので特にセットの変更なしに定期的に割り出しする予定。
画像右下は残念ながら先日落ちてしまったWM♂140mm（種親♀兄弟）で画像右は種親♂S138mmとのツーショット。
ちなみにSMWの祖父にあたる両個体の各種親も極太個体なので今回のSMWにはかなり期待大♪