ヒルスシロカブト♂75mm
  
分布域:メキシコ、グアテマラ
ギネスサイズ野外:90mm 飼育:93,8mm
綺麗な光沢とやや小型ながらヘラクレスの形状を持ち人気がある
分布が広く今後亜種細分される可能性がある。
7月から10月が野外活動時期でメキシコでは普通種である。


入手先:Dynaさんより
購入価格:(何との交換が何を何頭に当るのか既に判らない)
累代:F1(親♂F3親♀F4)
産地:メキシコ・カテマコ
親サイズ:未確認


2006年2月25日
この日付でピンと来る方は結構なマニアであるはず^^
そう、本日はKUWATAフェスタ大宮開催日である。
フェスタの内容に関してはDyna's Forestのダイアリーをご覧頂きたい^^
そのフェスタの帰りにヒルス初齢幼虫5匹を頂いてしまった^^
プリンカップ大に5匹セットされていたためその日はそのまま放置。

2006年3月11日
↑「その日はそのまま放置」とか書いていながら本日まで放置していた^^A
初齢虫のためコバエシャッターの小に5匹同居飼育することにした。
本家に負けないように大きく育ってもらいたい^^
画像中央の子が少し小さいので不安である^^A


2006年5月4日
3齢に加齢しているのがケース側面から確認できたためマット交換をした。
3齢♂13g、10g、3齢♀11g、2齢8gと何故か4匹しかいない^^A
死骸すら見つからなかったので投入後に死亡したものと見られる。
小さかった幼虫が死んでしまったのだろう
コバシャミニで単独飼育することにしたが
近いうちにコバシャ小で単独飼育する予定。


2006年6月21日
少々遅れてしまった感があるがマット交換をした。
結果は30g27g24g21gで経験が無いためこれがどのくらいの大きさか検討もつかない^^A

2006年7月27日
1ヶ月程経ったのでマット交換をした。
42g37g31g31gと飼育ケースの大きさのせいか少し小ぶりかもしれない。
大きなものは90mmを超えてくるというので60g〜70gを超えてくるのだろうか??
意外にも情報がすくないようです。

2006年8月31日
1ヶ月程経ったのでマット交換をした。
47g44g35g34gであった。
此の重さは大きいのだろうか???
同じような大きさの種類でグラントで40g80mm、ケンタウルス70g85mmなので
体の太さ的に60gちょいで80mmくらいか?
BE-KUWA18号では80g80mmが目安とあるが少し信じがたい。
う〜ん謎です^^A

2006年10月9日
1ヶ月程経ったのでマット交換をした。
ヘラヘラ飼育記でも記載したがヒルスでも黄化しており、停滞気味であった。
他の種でも♀は被害が少なく、悪環境には♂がより影響を受ける様子。
又、今回気付いたが、黄化したマットにはトビムシが大量発生するようだ。
そんなことで、今回はフォーテックの発酵Fマットを使用することにした。
5リットル630円と強気な値段設定。以前のマットの倍である。
(送料を考えなければ吉岡自然食品のスーパー黒クヌギのほうが安いことにはあとで気付いた^^A)
フォーテックは信頼出来る業者だと言われているので期待したいと思う。
念の為、加水後2日間ガス抜き。
今回より♂と思われる2個体を小ケースで単独飼育することにした。(遅いですね^^A)
ちなみに体重は44g45g38g35g。差が縮まってきたようだ。
伸び白は少ないかもしれないが、10リットル1260円の効果に期待することにする^^

2006年12月8日
マットが劣化したら交換しようと思っていたがなかなか劣化しないので交換。
停滞していた体重が伸びていた。
糞の量が多く、いかにも「食べてる」という感じ。
劣化は全然無かったので3ヶ月以上は引っ張れたかもしれない。
使用できる期間の長さと雑虫の少なさが良いのでこれからは多少高くても良いマットを使おうと思う。
今回はスーパー黒クヌギマットを使用。
♀の容器を2リットルブロー容器にした。

2007年1月27日
コバエでマットが劣化していたため交換。やや遅れた感がある。
Fマットと比べるためにも同期間の2月8日くらいまで引っ張りたかったが、
一度コバエが沸いてしまうとどうしようもなく、Fマットも購入したところだったのでFマットに交換した。
♀の2リットルブロー容器にはマットの劣化は見られないのでコバエは開封後混入した思われる。
肝心の成長具合は1g縮んで4g伸びたといった感じ。
伸び白がないのでなんとも言えないが今回またFマットを投入したので次回の体重測定に期待したい。
結構黄色化してきているので蛹化する可能性もなきにしもあらずだが^^A

2007年 3月26日
前回の交換から♂で2ヶ月程、♀に至っては4ヶ月近く経ったのでマット交換をした。
♀はスーパー黒クヌギで限界まで引っ張ったつもりだったが、
ミミズが出るほどになってしまっていたのでやや遅れた感がある。
ただ成長に関しては40g→54gと良く成長しており♀であるかどうかも怪しい。
♂はこれ以上の成長は望めないと思うのでさっさと蛹化して欲しいというのが本音。

2007年 7月18日
6月15日に♂1が蛹化し、♂2が16日に蛹化したので両個体とも露天掘りしデータをとった
♂1は蛹の体長82mm、重さ36gと小ぶりだったが♂2は94mm42gとやや大型だった。
両個体ともマットの劣化が激しく、特に♂1はその影響で縮んでしまったものと思われる。
また♂1の「羽化後の上翅に当たる部分」に色素が薄い部分があり興味深い。
画像左が♂1で画像下側の上翅に色素の薄い部分があることがわかると思う。
(実際は両方の上翅に異常が見られるが上側の羽は反射光で画像では確認できない)
♀はまだ幼虫をやっておりカブクワ飼育では珍しく♂が先に羽化することになりそうだ。


2007年 7月27日
♀と判別した2匹のマット交換をした。
結果は53gと40gでひょっとすると1♂1♀かもしれない。
Fマット水分超大目でコバシャ小に固詰めで蛹化セットした。

2007年 9月16日
残念ながら一匹目の蛹は体が固まる前に真っ赤な体で羽化をはじめてしまい★に。
上翅の色素の薄い部分が関係あったのだろうか。。。
体が赤いままで早期羽化をして途中で脱げずに★になるという例は
セプテントリオナリスの♂でも一匹いて、その♂も上翅に異常があったので関係性があるかもしれない。
幸い8月26日に2匹目の♂が74mmの中々のサイズで羽化してくれたので本日撮影をした。
上翅右側にディンプルがあるものの胸角も太く特徴も良く出てくれた。
残り2匹はまだ幼虫で完璧に羽化ズレしてしまったが、53gの幼虫に期待したい。



2007年12月21日
11月30日に♀が12月1日に♂が羽化し、本日撮影をした。
♂は75mm♀は57mmで♂はなかなか胸角が太く格好いい♪
残念ながら♀が突然死してしまい、累代は出来なくなってしまったのでこれにてヒルス飼育記は終了ですm(_ _)m



5/4 6/19 7/27 8/31 10/9 12/8 1/27 3/26
♂1 13g 30g 42g 47g 44g 53g 52g 52g
♂2 10g 27g 37g 44g 45g 50g 54g 57g
♀1 8g 21g 31g 35g 38g 40g   54g
♀2 11g 24g 31g 34g 35g 36g   39g