♂117mm
   
分布域:ガイアナ南部、エクアドル東部、ペルー東部、ブラジル北西部
ギネスサイズ野外:140mm 飼育:127,1mm
♂♀共に光沢があり人気がある
megasoma属の中で最も体長がある種類である
他の大型種に比べ幼虫は環境の変化に弱いとされている
亜種名の「Mars」はいわずもがなギリシア神話の軍神マルスから来ている

入手先:kabukabuのtsukiさん
購入価格:3齢幼虫2ペア8800円
累代:CBF1(♂親F2×♀親F2)
産地:ペルー・イキトス
サイズ:♂92g49g41g40g


2006年4月2日
我家に念願のマルスゾウカブトが到着。
大好きなカブトなので到着5日前から準備をしていた。
♂はプラケース中に単独飼育、♀は2リットルブロー容器に単独飼育でセットした。
体重は88g48g39g34gでまだまだ真っ白でこれからにとても期待できる個体達であった。
マットはヘラクレスマットを使用しています。
話が反れるがゾウカブトの何が好きかというとボディの大きさである^^
図鑑でアクタエオン♀の88mmの個体を見たとき圧倒されたことを覚えている。
名前もマルス、アクタエオン、アヌビス等々格好良くまさに文句なしである。
私の中では結構名前って重要だったりする。


2006年5月6日
♀をプラケの小にセットした。
両個体とも54gになっていた^^A
もう少ししたら♂の方もマット交換しようと思う。


2006年6月17日
マット交換をした。
♂103g67g♀58g54g
♂はきちんと成長しているが♀の成長が少し停滞気味。
♀はコバシャ中を仕切って飼育している。

2006年7月27日
新鮮な餌を頻繁に与える方針でいこうと思い、♂♀共にマット交換をした。
♂109g74g64g60gと幼虫期間が長いことを考えればまぁまぁの成長か^^


2006年8月31日
マット交換をした。
♂114g76g♀67g65g
順調に成長しているようでなにより^^
サイズがでる種類なので羽化まで長いが楽しみである。

2006年9月30日
マット交換をした。中ケースから豆腐のようにマットがとれた(笑)
崩すときに菌糸の切れるブチブチブチブチという音はこれからも忘れないだろう。
体重は♂107g77g♀67g62g
4匹で10g減。一番最初にエレファスを飼育したとき一度悪い餌を食べさせたのが原因で
9ヶ月ほど成長せず死亡したことがあり、さらに体質的に弱いマルスということでかなり心配。
ヘラクレスマットを使用してしまった種類はヘラヘラ、オキシ、セプテン、ティティウス、此のマルスで最後。
マット種変更は次回からだが、次回の次回からは楽しいマット交換になることを期待したい。

2007年 5月29日

ずっと更新を忘れていたがマット交換だけは地道にやっていたので近況報告。
現状は♂118g♂91g♀74g♀68gと殆ど期待できそうに無い状態。。。
かなり黄色化が進んでいるので今年中には成虫を拝むことができそうだが、
一番重い♂以外は超小型サイズになることが容易に予想される。
ただ本種の♀の大型個体はあまり見かけないので♀はあまり大きくならないのかもしれない。


2007年 7月29日
最後となりそうなマット交換をした。
♂120g♀72gとゾウカブトなのであまり大型ではないが、100mmは超えてくれそうだ。
♂はコバシャ中でカチカチ、♀は小でカチカチでセット。
少数精鋭で行こうと思い、小さい方のペアは他の幼虫達とセットで手放してしまった。
大型は見込めないかと思うが、是非無事に羽化してほしい。( …なるべく今年中に)


2007年 9月14日
数日前に♀の蛹化を確認していたので露天掘りしデータをとった。
蛹体長87mm、蛹体重58gと思ったより良いサイズになってくれそうだ。
前胸先端の突起、光沢の異常な強さ(特に腹部先端)、丸く見えるほどの横幅等特徴のある蛹だった。
♂は未だにのんびりと幼虫をやっているので羽化ズレすることになりそうである。


2007年 10月14日
♂のマット交換をした。
この終盤にきて体重129gとまた少し伸びてきてくれた。
最初はミニミニサイズで終わるかと思えたが案外まともなサイズになるかもしれない。
今回のマットは黒王でコバシャ中にカチカチ。
羽化ズレバリバリで♂は成虫になる前にもう一度年越しをすることが濃厚なので
♀を残してブリードするか♂を残してブリードするか今から思案中(‐ ‐)

2007年11月28日
11月6日に♀が羽化し、本日撮影をした。
羽化直後は74mm程あったが現在は71mm程に落ち着いている。
横幅も広く高さもありゾウガメのようなずんぐりむっくりした体型をしている。
また光沢、胸部のザラザラ模様や胸部突起等特徴的。
羽化ズレのためブリードは羽化を待って♂を使用する予定。



2007年 12月9日
おそらく最後になりそうなマット交換をした。
体重は133gで我が家の幼虫体重ギネスとなってくれた。
エレファスでは132gで115mmという結果だったがマルスではどうなるかに期待^^

2008年 6月1日
ブリードルームを覗くと放置状態のマルスが羽化していた。
サイズは117mm程で体の大きさが目立つ立派な個体であった。
露天掘りしていたのだが羽化不全もなく大変満足。
近所の子供にあげたところ、大変喜んで頂けたようで後日ビール券を貰ってしまった(^◇^)A
マルスは大変好きなカブトですがいかんせん1サイクルが長い長い。
これにてマルスゾウカブト飼育記は終了です。