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森田プラチナ♂75mm
   
分布域:中国
ギネスサイズ野外:78 飼育:82,7mm
大きさ、形を競う競技種となりつつある。
顎が太いもの、全体がなめらかなラインをしているもの、
大顎の張り出しが大きく湾曲の強いものが人気がある。

入手先:父親の知人
購入価格:タダ(初齢1頭5000円だそうです)
累代:F3F2F3
産地:福建省北峰
サイズ:♂74,3mm(5月19日羽化F3)♂71mm(5月15日F2)♀45,5mm(5月9日F3)

2005年9月6日
知人でクワ飼育を断念せざるをえない人から
生体などを貰い受けましたなかの一つです^^
証明書やシリアルナンバーなどもついており感動した。
大顎も太く(5,3mm)サイズもなかなかなのでかなり気に入っている。
♂74,3mmと♀45,5を早速産卵セットしてみた。
長方形のコンテナBOXに煮た産卵木2本とスライス産卵木1本をセットした。
マットはヘラクレスマットを使用。
同居飼育していく予定^^とりあえず20頭程幼虫が取ることが目標。


2005年12月18日
先日に割り出しをしたのですが全くの駄目駄目な結果だった^^A
産卵木は煮たおかげかスポンジのようになっていた。
そして、本日再セット^^
セットは堅めで太い産卵木2本を3分の2まで埋めるマニュアルセット。
しかし、いつみても惚れ惚れな格好良さである^^


2006年2月10日
産卵木がかなりボロボロだったので
割り出しをした^^
 
と、自信を持って過去形で言いたいのだが、
半分も割らないうちに5幼虫7卵と卵が多く出てきてしまったので残りは延期にすることに^^A
結構な爆産だと思う^^
幼虫はGポットの1200cc瓶に単独で、卵は卵座のまま取り出したものが5つと普通に取り出した卵2つをコバシャのタイニーにてまとめて管理^^
全て初令の初期でしたので落ちずに成長した場合結構期待できると思う。
残りの割り出しは春にする予定^^


2006年3月11日
延期していた割り出しをした。
結果は正確に数えていないのでわからないが10幼虫ほど採れたところでまた延期にした。 
マットの中にもいるのが見えたのでもう少し産んでいると思う。
取れた幼虫はまとめてコバシャの小にセットした菌糸に投入した。
後ほど単独飼育に切り替えたいと思う。
親虫はコバシャ小にて休憩をとってもらっている。

2006年3月29日
充分に休ませましたので、本日コバシャ中にて再々セットした。
太めで良質な産卵木を2本セットして埋め込みマットはヘラクレスマット。
爆産を期待している^^

2006年4月24日
触れていなかった幼虫飼育の近況報告。
3月11日の割り出し分は全て飛ばした。
又、2月10日に割り出した5幼虫と7卵だが、
5頭はそのままで7卵は孵化前に1本の菌糸ビンの上部に卵座のまま全てセットしていました。
また後日取り残しの2齢幼虫が一頭出てたので、
画像の通り、合わせて菌糸ビン7本がプラチナ幼虫の飼育スペースとなっていて、
右から三本目の個体が結構良さげな大きさをしているので期待している^^
卵座のまま複数投入したものも数頭の幼虫が見えているので何匹孵化したかは交換時のお楽しみ^^
適宜頃合を見計らって交換していく予定。
それにしても菌糸飼育はコストがかかること^^A


2006年8月28日
かなり間が空いてしまったので現状報告。
♀蛹1匹、♀幼虫5匹、♂18g〜23g3匹といったところである。
Gポットで育てていたが7月25日の交換で別の菌糸に変えてみた。
画像は♀蛹で符節や目が色づいているので蛹化してから結構経過しているものと思われる。


2006年8月31日
先日の♀が羽化していた。
43,5mmと平凡なサイズではあるがとりあえず無事に羽化してくれて嬉しい。
親虫はかなり良い虫だったので早く♂成虫が見たいものである。


2006年9月17日
♀5匹をまとめ飼いしてた中ケースの即面に蛹が見えていたので取り出そうとしたところ、
♂成虫2匹、♂蛹2匹、♀1匹が出てきた。全て小型♂であった^^A
まさか成虫が出てくるとは思わなかったので単独飼育している3個体も暴いてみた。
1個目……26,6gの……幼虫が出てきた。暴かなきゃ良かったorz
糞をしてから体重計に乗せたので27g以上はあっただろう。
2個目……暴いていくうちに幼虫の頭が見えたので速攻で穴を塞いだ
3個目……かなり良い個体が出てきた。顎部分が見えたときは72〜3mmかと思ったが、
計って見ると68,8mmであった。顎基部は此のサイズに関わらず5mmもありもう少し大きかったら、と思う。
最後の菌糸はあまり合わなかった様子だ(…ギラファにも合わなかった糞菌糸。一体何用なのだろうか)
♀だと思って単独飼育した♂個体もきちんと飼育すれば大型になっただろう。
どの個体も羽化後日数が経っている様子である。
どの個体も完品だったので満足である^^強いて言えばやや♀が少ないが。
流石初齢一頭5000円の個体ペアから生まれた子供達である。頭でかくて尻小さい。



2006年10月3日
前回の小さい方の蛹がかなり色づいてきていた。
顎、脚の透け方から一日以内に羽化するだろう。
話が逸れるがいつも撮影に使用している携帯電話のカメラにある接写機能に
購入10ヶ月目にして気付いたのでアップにして撮影もしてみた^^A
前回2個目に暴いた単独飼育個体も前蛹状態になっていて、
前回暴かなければ…という思いもあるがまぁまぁのサイズで羽化しそうである。
成虫の接写画像は68,8mmの個体。この個体を見ると最大個体の羽化が待ち遠しくなる。



2006年10月12日
10月4日、10月6日と羽化してきた2匹を本日撮影。
サイズは61,5mm(顎幅4,25mm)、59mm(顎幅3,9mm)と予想通り小さい^^A
60mm近くのサイズでも中歯というのは驚きである。サイズの割には顎も太いので、
当たり前だが昔飼っていた山梨産のオオクワガタとは全然違う。
黒虫はあまり好きなクワではなかったが結構はまってしまいそうである^^A
ヘラクレスなどの大型カブトに比べて羽化までの期間が短いのが魅力的。
又、2番目に大きいと思われる幼虫が本日蛹化しており、
内歯の重なり具合で68,8mmの個体と比べたところ、70mm前後になりそうな感じである。
一番右の画像は68,8mmの個体。いい加減しつこいか。


2006年11月8日
1番大きかった個体のケースを暴いたところ、やっと前蛹になっていた。
実は3回目の蛹室作成だったりする。。。(笑

2006年11月10日
2番目に期待できそうだった蛹が羽化してきた。
サイズはギリギリ70mmに乗ってくれたが、バランス的には68mmの個体の方が良い気がする。
SINの掌本邦初公開。動くんだもん。
(蛹の画像は11月2日、羽化後の画像は11月26日撮影)


2006年11月12日
先日の前蛹が蛹になっていた。
後日データを取ったところ、全長60mm、17,9gと予想は73mm前後。
親虫の74mmを超えてくれると嬉しいが難しいかもしれない。
蛹化中はどんな極細になるかと思いきや脱ぎ終わって暫くして膨らんできてびっくり^^A
書籍等で確認すると当たり前のことだということが判明。一歩前進。


2006年12月12日
待ちに待った先日の蛹がついに羽化してきていた^^
体長75mm、顎幅は約5、3mm前後と思ったより大型での羽化だった。悲願の親超え^^
蛹室を3回も作らせてしまったので一発目で羽化してきていたら78〜79mm位いったのかもしれないorz
画像は少し反らせてやや前方からの撮影だが意外にも顎幅は5,3mm程しかない。
ブランド虫の画像のようにかなり前方から顎部を撮影すると超極太に写ることにもビックリ。5,3mmしかないのに。
ビッダの一部の下卑た血統の販売は確実に数値詐称だなと思う今日この頃。何故幼虫しか売らんのだ。
話が逸れましたが68mmの個体のほうが好きなのでブリードにはそちらを使う予定。
ケースから出すと1分に一度位ブンブン飛び回る程元気なので♂はブリード可能だと思う。
(サイズ計測、画像は後日のもの)
個/詳細 体長 顎基部 蛹体長 蛹体重 幼虫体重 最大体重 飼育環境
♂1 68,8mm 5mm       18,8g 23g 単独飼育
♂2 55,5mm 3,8mm             集団飼育
♂3 48,5mm 3,2mm             集団飼育
♂4 61,5mm 4,25mm 50,5mm 9,9g       集団飼育
♂5 59mm 3,9mm 47,5mm 8,8g       集団飼育
♂6 75mm 5,3mm 60mm 17,9g 26,6g 26,6g 単独飼育
♂7 70mm 5,1mm 55mm 14,9g 18,8g 18,8g 単独飼育
♀1 43,5mm                集団飼育
♀2 40mm                集団飼育