タイワンオオクワガタ♂56,5mm
   
分布域:台湾
ギネスサイズ野外:78.4mm 飼育:81mm
国産オオクワガタより太く全体がガッシリしている。
体全体や内歯が太い個体が人気がある
特に安定して内歯が太い個体が出る血統は区別され高値で取引されている。

入手先:個人ですので伏せます^^
購入価格:タダ^^強いて言うなら送料1060円
累代:F3
産地:台湾、南投縣産 
サイズ:♂67mm♂65mm♀43mm♀39mm

2005年8月21日
タダでプレゼントしてくださるという方がいたので
早速私信したところ、2ペアでゼリーまでつけて頂きました。
本当に有難う御座いましたm(__)m
四月ごろの羽化だとのこと。
67mmだとあまり大きな個体ではないとわかってはいるのだが
かなり大きく格好よく感じ、初めての国産オオクワを購入したとき61mmでもその時はとても大きく感じたことを思い出しました^^
産卵木のストックがなかったので、コンディションを整えるということで餌を与えて本日は休養させることに。
此処では♂67mmと♀43mmを使って累代飼育をする予定^^

 
2005年8月22日
産卵木を購入してきて早速セットすることに
・ケースはスカイケースという衣装ケースの高さを低くしたもので
・ヘラクレスマット:おがくず=8:2を10センチ程入れ
・産卵木を2本、産卵木を縦に割って餌皿にしたもの2ついれ
・転倒防止に樹皮をたくさん入れる
という具合にセットしてみた。
♂♀同居飼育で行く予定。
70mmを超えることがとりあえずの目標。


2005年9月6日
♂65mm♀39mmのペアの産卵セットをしました。
ケースはDVDBOXという細長いケースに、
なべで煮た産卵木を一本、埋め込みマットはヘラクレスマットにしました^^
こちらも同居飼育で行く予定です。
このペアからは10匹ほど幼虫がとれれば良いと思っています。
割り出しまでは長い間放置する予定です。

2005年10月5日
かなりちぎってきてたので両ペアとも割り出してみました。
結果は67ペアが5幼虫1卵、65ペアが7幼虫1卵でした。
もう飼育分的には非常に満足なので、
放出用に65ペアのみ新しい産卵木をセットしてみました^^
かなり柔らかめで水分大目だったのですが産んでくれて良かったです^^A

2005年10月6日
残りの2卵が孵化してました^^

2005年12月18日
放出用にセットしたものは駄目駄目でした。
また10匹を飛ばし、残りが落ちたりで現在の幼虫数1匹^^A
貴重な一匹ですので菌糸ビンに入ってもらっています。
そして本日、次世代の累代目指して両ペアを産卵セットしました。
コンテナBOXにマットを入れ、固めで太い産卵木2本を3分の2程産めてという、教科書通りのマニュアルセットです^^
65mmの♂は一本符節欠けしていましたが、大丈夫かな^^A


2006年2月10日
割り出しをしたのですが、
卵が4連続で出てきたので延期にしました^^A
面倒くさいのと、平気だろうということで卵はセットのマットに埋め戻しました^^A
春先にもう一度割り出ししてみたいと思います^^

2005年3月31日
♂67mm♀43mmペアを
コンテナケースに産卵木2本をヘラクレスマットで埋め込んだセットに、
♂65mmと♀39mmを
プラケースの小に産卵木一本をヘラクレスマットで埋め込んだセットに
それぞれセットした。
色々な方より需要があるので期待している産卵セットである。

2005年4月23日
菌糸ビンで育てていた個体が全く食痕を見せないので暴いてみた。
なんと極小♂が現れた^^A
サイズは42,5mmで色合いと上翅の硬度から羽化してから2週間以内だと思われる。
こんなミニサイズは発酵マットの飼育でも出したことがなかったのでビックリである^^A
勿体無さ過ぎる食べ方をしています。
画像左が問題の菌糸ビンで、右が極小♂である。
(茶色い部分は食痕ではなく変色した部位です)


2006年4月29日
期待の産卵セットの割り出しをしました^^
結果は♂65mm♀39mmのペアから1幼虫3卵
♂67mm♀43mmのペアから8幼虫3卵となかなかの結果だった^^
これまでに卵で回収しているものもほとんど無事に孵化していることから
かなり丈夫で飼育しやすい種類であると思う。
やや柔らかい木とやや堅い木では柔らかい方に良く産んでいて、堅い方から卵や初齢初期の幼虫が集中して出てきたので
割り出しのしやすさからもあいまってやや柔らかめの産卵木が適していると思われる。
割り出しクズはタッパーケースに保存している。


2006年7月26日
割り出しクズから7匹の幼虫を発見したのでコバシャ小に詰めた菌糸にまとめて投入した。

2006年8月26日
一匹蛹化していたのが見えていたので人工蛹室に移した。
蛹室が思っていたより狭く移して正解だった。
もうあと数時間で羽化するだろう。
サイズはそこまで大きくない。
3月31日孵化の個体である。


2006年8月26日
無事に♀が羽化してきていた。
サイズは42mm程である。
他の個体もそろそろだろうが、外から様子が見えた個体はこの個体のみなので、もう暫く待ってみようと思う。
(画像及びサイズ計測は27日)


2006年10月20日
7月26日に割り出しクズから発見した幼虫の菌糸の交換をした。
7匹いたのが5匹になっていたので共食いをしたのだろう。
14,6g、9,3g、8,5g、8,2g、7,6gで♂2匹♀3匹のようだ。
14,6g、9,3gの2♂はそれぞれ単独でコバシャミニに投入、
他三匹の♀はコバシャ小にまとめて投入した。
餌は使用済み菌糸にプロテインとミネラルウォーターを混ぜて詰めたもの。
再び菌糸が回るかどうかは不明だが、今更サイズを狙う重さでもないので、
全頭無事に羽化してくれれば良いと気楽に思っている^^
先日羽化した♀はクワ友さんに譲り、今現在♀1蛹と雌雄不明幼虫が一匹いる。


2006年11月8日
前回の餌が早くも劣化してきたので♂はGポット850ccに単独飼育、
♀は550ccに単独飼育にした。

2006年12月27日
♀が羽化していた。

2007年1月26日
何気なく掘り出すと♂が羽化していた。

2007年2月2日
先日羽化した♂と♀の撮影とサイズ計測をした。
♂55mm♀38mmであった。
まだ幼虫が♂1匹♀2匹いるのでそちらに期待したい^^


2007年 2月 2日
♀が羽化してきた。

2007年 4月 3日
♂が羽化してきた。
サイズは小型。

2007年 4月13日
先日羽化した♂と♀の撮影とサイズ計測をした。
♂56,5mm♀43mmであった。
♂は顎に上下の微妙なズレがある様子。
残りは♀幼虫1匹を残すのみとなった。