学名について
どうも^^オオカブトの部屋管理人のSINです。
今日は学名についてお勉強したいと思います。
皆さんが良く使う「クワガタ」、「カブトムシ」はたまた「サイカチ」などの呼び方は俗名と呼ばれるもので
その地域や国の独特の呼び方で世界共通の呼び方ではありません。
同じ虫にたくさんの俗名があるのもこのためです。
しかし、それではまとめたり、探したりするときに大変です。
そこで似たような物同士を階級に分けて整理する、「学名」というものが生まれたのです^^
ショップの名前やホームページの名前などに、「Dorcus」や「Dynastes」など良く見かけますし、
カタカナでドルクスやダイナステスと表記されたりとかなり身近な物になってきていると思います。
この学名の基本を考えたのが18世紀のスウェーデンの生物学者リンネさんです^^
この基本法則は「リンネの階層式分類」と呼ばれるもので特徴などから
上から順に「界、門、網、目、科、属、種」の7つの階級に分類する物です。
主に下から2つの「属、種」という階級を使って表記します。
これを「リンネの二式命名法」といいます。
これに命名者、命名の年を加えたものが正式学名とされます。
又、学名はイタリック体で綴り、(命名者、命名の年はしなくてもよい)命名者と命名年の間は「、(コンマ)」で区切ります。
基本が守られていれば、「Dynastes」を「Dy.」等と省略することも認められています。
ご存知の方も多いと思いますが学名に用いられる用語はラテン語で現在日常使用している国はありません。
そのため正式な読み方はなく、ローマ字読みなど母国語に準じて読んだりしています。
勿論学名には「形態的特徴」「人名」「地名」などの意味があり、意味を覚えることでより親しみやすいようになっています。
ラテン語の単語には、「性」が存在するので
人名が男性の場合は「i」、女性の場合は「ae」と語尾が変化します。
他にも語尾が変化する例は産地によった「〜ensis」などがあり
離島の種などに多く見ることができます。
命名者の()は命名された当初と別の属に移されたことを意味しています。
これらの学名の変更などの際に混乱を招かないように国際動物命名規約というものがあります。
ここで命名例をあげて紹介したいと思います。
名前をとった場合は私は男ですので
Dynastes hercules sini SIN,2006となります。
シニオオカブトとか俗名つくんでしょうね^^A
地名をとった場合、神奈川ですので
Dynastes hercules kanagawensis SIN,2006となります
此方はカナガウェンシスオオカブトとかかな(少し、苦しくなってきましたね^^A)
ヘラクレスオオカブトでいえば
Dy.H.takakuwai(高桑正敏博士)
Dy.H.morishimai(森島啓司氏)などがこんな感じで命名されていますね^^
学名の基本法則がわかってくると、
「又、こいつかぁ〜」「もっと格好イイのつけろ〜」などと色々思うことがあったり、かなり面白いと思います^^
以上こんな感じの話でした^^間違っているところもあるかもしれませんが^^A
今日は以上です。ためになりましたでしょうか?
2006年1月15日