インターメディアツヤクワガタ
Odontolabis intermedia
♂76mm
分布域:パラワン島 ネグロス島など
ギネスサイズ野外:106.0mm 飼育:98.8mm
♂はほぼ大型になり、大顎の湾曲した個体に人気がある。
ツヤクワガタの中で最大の体長を誇る。
産卵形態はマット産みらしく、産卵木は不要とのこと。
入手先:KUWATAフェスティバル2005
購入価格:1500円(安っ)
累代:WILD
産地:パラワン島
サイズ:♂94mm ♀52mm
2005年7月24日
KUWATAフェスティバルにて購入。
1500円という良心的な価格だった上、先日購入した
アルケスのこともあり、ツヤクワガタの保険としても良いかなと思い購入しました^^
会場から出た後、ジャックモールでいろいろ買い物を済ませて、さらに食事をしてから帰ったので結構虫さん達に待ちぼうけ食らわせました^^
帰宅してから早速セットしました。
産卵木はいらないということなので埋め込まず
・中プラケースで
・デイキャッツさんのカブトマットを13センチくらい詰め
・転倒防止に樹皮をセット
という具合にセットしてみました。
セット風景
奥に見える棒状のものは転倒防止用の割り箸、皮上のものは日除けの竹の皮です。
BE−KUWA9号の飼育記ではかなりの大型が出ているようなのでギネス目指して飼育をしたいと思います^^
サイクルが長いということなので長い目で見てくださいね^^
↑どっちがインターメディアでしょう?^^
2005年7月27日
♂が♀を挟もうとすることが目立ってきたので別居させることにしました。
交尾は何度か目撃しているので爆産は、、してほしくないですが
20〜30卵とれたら良いなと思っています^^
ちなみに24日のクイズ??は左側でした^^
2005年8月24日
1月程経ったので採卵をしてみました。
直前に採卵したアルケスがわずか一ヶという結果になってしまったのでいきごんで採卵したのですが、、、、
2ヶ(核爆)
流石難関ツヤクワといいたいです^^
しかも一個は産みたて真っ白って感じで不安、、。
しかしインターはツヤクワの中では簡単と言われる種ですので
アルケスの2倍取れたのでしょう(笑)(一個二個でも立派に二倍!)
中ケースが狭かったのとマットが固すぎたのが原因かと思い
思い切って衣装ケースに投入
ついでに♂♀同居飼育にしました^^
ツヤクワにはとても広いのでたぶん平気でしょう
セットしたとたん♂はゼリーにかぶりついて♀は一周した後潜っていきましたので少し期待してます^^
マットの深さが12〜15センチ程なのでもっと深いほうが良いかも知れません。
爆産しなくても良いと書きましたが10〜20匹くらいはとりたいものです^^
2005年9月24日
♀が☆になってしまったので割り出ししました。
緊張の割り出しですが
結果は9幼虫28卵と爆産^^
卵もすべて孵化しそうな卵でした。
とても満足行く結果でよかったです。
採卵した幼虫は1200cc発酵マット。卵はまとめて管理しました。
ちなみに前回の採卵分の2卵は駄目でした^^A
2005年10月10日
2卵を残してすべて孵化していました^^
のこり2卵も近日中に孵化しそうです。
また4匹をプレで飛ばしました^^
2005年10月16日
まとめて管理していたものの中から16匹を一匹ずつ1,2Lビンに投入しました。
残りの幼虫はプレの協賛などで飛ばしますが5〜6匹ほどでしたので
どうやらこの種は共食いをするようです^^A
5ペアは成虫にしたいのですが。。。
2005年12月11日
9月24日に初齢で割り出した個体群のみマット交換をしました。
5匹のつもりでしたが1つの瓶に2つの幼虫が入っているという稀な事態が
2例も出てしまったので7匹に。
(うち、もう一匹いるとは知らず、衝撃を与え脱皮途中で瀕死の個体が一匹)
体重は10g〜21g。
頭幅は13,5mm〜16,5mmとヘラクレスにも負けないくらいの迫力です。
印象としては「気持ち悪い」幼虫です。
卵巣班のようなものも確認し頭幅判断と一致しているのでたぶん卵巣でしょう。
又、先日「どうやらこの種は共食いをするようです^^A」などと書きましたが
21gと10gの個体が同居していたこともあり
共食いをするとは言い切れなくなりました。
BE-KUWA9号の投稿記事には「共食いをする」とありましたので今のところ
私は「共食いをする虫」と認識しています^^A
現在28匹の幼虫がいますが、出来る限り単独で行こうと思っています。
2006年1月4日
前回の日記とは別の6匹のマット交換&体重測定をしました。
体重は12g〜24g、頭幅は13mm〜16mmでした。
前回のマット交換個体群の時も思ったのですがこの種は他のカブクワのように
頻繁に糞はしないようです。
移動、計測作業中も糞をしない個体がほとんどです^^Aえらいえらい
体重計測時写真を撮ろうとすると糞をされると困るんですよね^^A
またお尻の内側に赤みの金色をした毛が生えています。
あと16匹マット交換を控えていますし、
今飼育している1200cc瓶ではきつそうですのでスペースが怖いです。。
2006年1月9日
残っていた16匹のマット交換&体重測定をしました。
一匹だけ2齢幼虫がいました。
3齢幼虫の体重は9g〜20gでしたので、もう少し引っ張っても良かったかもしれません。
頭幅は13,5〜17mmで2齢幼虫の頭幅は6mmでした。
最大で何gになるのかわかりませんが、♀の容器はこのままで行こうと思っています。
2006年4月3日
飼育数をプレ企画やオマケ、余品で放出したりと、
♂2匹、♀3匹に絞りました。
(気づいたらなってました^^A)
数も減ったので全て小プラケで単独飼育に。
体重は♂36g31g♀20g17g12gとバラついてます^^A
♀2匹は繭玉作成途中のようでしたが作り直してくれると思います。
幼虫期間は言われているよりかなり短そうである。
2006年5月27日
人工蛹室の作成時等に参考になると思い、繭玉を割り出してみた。
かなり狭い蛹室を作るようで♀は特に蛹と壁の間にほとんど隙間がない状態だった。
♂幼虫前蛹、♂幼虫、♀蛹2、繭玉1つ(たぶん♀^^)といった状況です。
36gあった♂も前蛹になるとかなり縮んでいるようでした。
ハナムグリに近い蛹室を作成するような種類は非常に苦手なので無事に羽化してくれるか心配である。
2006年6月1日
蛹化してくれるか心配だった♂が蛹化していました^^A
バリバリの中歯ですが(笑
種親♂より大型は望めなさそうです。
又、本種の蛹は(本属?)あまり回転運動をしないようです。
2006年6月29日
♀が一匹羽化しました。
土繭を壊してしまっても羽化には問題ないみたいですね^^A
羽化したてといった感じですので画像は後日UPします。
2006年7月19日
新たに♂、♀一匹ずつ羽化してきましたので3匹で撮影^^
もう一匹の蛹の♀は同ケース内で先に羽化した♀に齧られて☆に(T_T)
その際、体液を吸っていましたので後食まで3週間程なのかもしれません。
ちなみに羽化サイズは♂76mm♀52mm♀48mmと
♂は親サイズに並ぶことはできませんでした^^A
もう少し数を囲っていればもう少しいい結果が出たかもしれませんが^^A
もう一匹♂が残っていますが期待は出来なそう^^A
2006年8月13日
クワガタの中では比較的寿命が短い種なので、本日産卵セットに投入した。
種親:♂76mm♀48mm(48mmの方が羽化後日数が経過しているため)
ケース:プラケース大サイズ
マット:ヘラクレスマット10リットル固詰め後、耕し表面5センチはふわふわ状態に
その他:転倒防止に産卵木を縦に割ったもの
:♂♀同居飼育
といった具合にセットした。
前回よりケースも♀サイズもマット量も少ないが20卵は産んで欲しい
2006年8月15日
産卵セットを覗くと♂♀ともに姿はなく、材の下にもいないため
マット中に深く潜ってしまった模様^^A
経験ではこういう状態はペアリング時期が早いということなので少し時間がかかりそうである。
2006年9月29日
ここ数週間ケース内でのコバエの発生が凄く、蓋をあけることすらできなかったのだが、
活動を始めた♂がコバエ防止シートを内側から破ってしまい、
数千匹はいるんじゃないかというコバエが飼育部屋に飛散orz
一時的に飼育部屋内を18度まで下げて飛翔能力が下がり床や壁に張り付いたところを
掃除機で吸ったがかなりの数がまだうじゃうじゃしている。
凄まじい数だったので家電等が故障しないか、コンセントから出火しないかを本気で心配した。
飼育記とはあまり関係のない内容だが20度前後で飛翔能力がかなり低下していた^^A
意に反して♂を取り出すことになったので52mmの♀とコバシャミニで同居してもらった。
顎の力が強い上に形状が形状なので挟まれれば即死だが、うまくペアリングしてくれることを祈る。
ものすごい数のコバエの中で産卵しているとは思えないが今度の休日に割り出して
産卵していなければ衣装ケースでセットしてみようと思う。
2006年10月14日
産卵セットを暴いてみたが案の定全く産卵していなかった。
そして本日一週間前からセットしてガス抜きしていたコバシャ大のセットに♂と52mmの♀をセットした。
ちなみにマット種はフォーテックの発酵Fマットを17センチ硬詰めした。
流石に羽化後三ヶ月もあれば成熟していると思うが、如何せんツヤクワガタなので産卵する保障はない。
即面から幼虫が確認できるまで放置してみようと思う。
2006年10月18日
コバシャ大に♂と48mmの♀をセットした。
マットは3日間ガス抜きしたベーシックレベル77を使用した。
気性が荒い♂なので心配していたが♂はどちらの♀とも非常に中が良い^^
今回のセットは若干水分を多目にしてみた。
ツヤクワは衣装ケースくらいが丁度良いのだろうが、
大プラケ、小プラケでの産卵例もあるとのことでまずは大プラケのサイズで産卵させたい。
画像は48mmのセットと52mmのセット風景。
2007年2月2日
間が空いてしまったので現状報告。
48mm♀が♂に襲われ死亡&幼虫もセミ化したのち死亡。
今回のセットは結局一度も産卵せずに現在に至る。
ただ残ったペアは7月羽化なのに非常に元気が良い。
かなり寿命が長い種類なのかもしれない。